明けましておめでとうございます
- 2018/01/01
- 18:26

みなさま、明けましておめでとうございます。昨年は多くの鳥や小動物を診察させていただきありがとうございました。皆様の励ましや信頼に日々支えられ、本当に感謝しています。エキゾチック動物といわれる動物たちの病気は体が小さいこともあり、まだまだ分からないことも多くあります。森下小鳥病院は専門病院として鳥や小動物の病気の治療を行うだけでなく鳥さんの病気のことを研究し新しい治療法を考えてゆく役目も担いたいと思...
おしりから赤いのもが出ている
- 2017/12/20
- 17:37

鳥さんのおしりから赤いものが出ていることに気が付いた場合は緊急事態です。クロアカ脱卵管脱(脱腸はごく稀)などの病気が考えられます。(写真は卵管脱)原因はなにか、どこの組織が出てしまっているのか、粘膜のダメージはどれくらいなのか、獣医師に見てもらったほうがいいので近くに病院があり、おしりから赤いものが出て時間がたっていないときは何もせずに病院で診てもらいましょう。夜中などでどうしてもあいている病院が...
セキセイインコのシルクちゃん(再)
- 2017/12/17
- 16:34

セキセイインコのシルクちゃん4歳は以前腹壁ヘルニアの手術を受けた子です。セキセイインコのシルクちゃん手術後は元気にしていたのですが、飼い主さんのことが大好きでまた発情してしまったところ、6か月後に今度はおしりの後ろにヘルニアが再発してしまいました。発情抑制しても、どんどん大きくなってきてしまったため、再度手術を受けることになりました。手術後のおしりはこうなりました。おしりは小さくなり生活しやすくなり...
排泄口尾部のヘルニア
- 2017/12/15
- 16:08

排泄口(おしり)のうしろにもヘルニアができてしまうことがあります。腹壁ヘルニアを整復する手術をうけたメスのセキセイインコに多く見られる病気で、原因は過発情です。いったんできた病変がなくなることは難しいですが、ヘルニアが小さいうちは発情抑制をして大きくなるのを防ぎます。だんだん大きくなってしまい、おしりに便がついたり、皮膚をかじって出血したり、生活をするのに支障が出る場合は手術をします。手術をしても...